あたみ梅ライン沿いにある落ち着いたタイル張りのお店「Choud La mer」は、熱海で初めてとなるアシェット･デセール専門店です。「アシェット･デセール」とは、フランス語で「皿盛りのデザート」という意味。経験豊かなパティシエが目の前で一皿ずつ仕上げる美しいデザートを、コース仕立てでいただけます。
皿盛りのデザートのコースは、ワインとのペアリングも魅力。シャンパンや赤・白ワインをそれぞれに合わせてみて。今話題のアシェット･デセールを楽しめる「Choud La mer」は、スイーツ好きはもちろん自分へのご褒美や大切な人の記念日など特別な日に訪れたい、とっておきの一軒です。
熱海駅から徒歩約18分、来宮駅から徒歩約14分の場所にお店を構える「Choud La mer」はカウンター席とテーブル席合わせて9席。その分パティシエとの距離も近く、楽しく会話をしながら和やかな雰囲気で過ごせます。カウンター席からは、パティシエが調理したり仕上げをする様子も見られるので、貴重な体験ですよ。
月替わりの「季節のコース」は、アミューズ（一口サイズのデザート）、アヴァンデセール（メインの前のデザート）、グランデセール（メインのデザート）、ミニャルディーズ（小菓子）の順で計4品。一皿ずつできたてで登場します。お皿の上で描かれる芸術のようなデザートを作っているのは、パティシエ歴23年の福岡嗣人さん。東京や京都のレストランで腕を磨き、その豊かな経験とオリジナルのセンスを生かしてこだわりの一皿が完成します。
ワインのペアリング（＋2200円)も楽しみのひとつ。例えばアミューズにはシャンパン系を、アヴァンデセールにはスッキリした白ワイン、グランデセールには辛口の赤ワインを組み合わせて、といった具合。デザート×ワインのマリアージュで優雅なひとときを過ごしてくださいね。
「ポムデュセス」とは、ベルギーのマッシュポテトのようなお料理のこと。今回は三島産のジャガイモをピューレ状の生地にして焼き上げ、ディルを混ぜたチーズクリームをサンド、バジルソースとともに味わって。ちょっぴり塩味が効いていて、食欲をそそります。
熱海産レモンを使ったアイスクリームのデザート。えぐみがなくて爽やかな味が特徴のレモンのアイスをイタリアンメレンゲで美しく包み込み、バーナーでこんがりと焼き色を付けています。棒状にしたレモンのメレンゲがアクセントとなり、お口直しに最適な一品です。
ホワイトチョコで作った球状の器に、チェリーのムース、チーズのムース、ホワイトチョコのムースを詰めて、フランボワーズのチュイールをトッピング。ふんわりチェリーの泡を添えて。贅沢な3種のムースとサクランボの果肉の甘酸っぱさが、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。まさにメインのデザートにふさわしい華やかな一皿です。
４品目のミニャルディーズは、クッキー、フィナンシェ、マドレーヌ、マシュマロなどから3種を日替わりで。
「季節のコース」は、ワンドリンクオーダー制（別途料金）で、1～4名まで利用できます。こちらのコースのほかに、本日のケーキセット（1210円）やシェフのおすすめ皿盛りデザート（1320円）などもご用意しています。
あまり知られていませんが、実は熱海は日本のレモン発祥の地だそうです。その希少な特産品を入れた生地の上にシャリシャリのグラスアローをかけ、レモンピールをトッピングした「レモンケーキ」は爽やかな風味と香りを楽しめます。
大粒の静岡産「紅ほっぺ」がたっぷり入った「イチゴ大福」は、カスタードクリーム、ナマクリーム、イチゴのムースが入っていて、モチモチッとした「求肥」の皮がたまりません。フルーツは季節によって変わるのでお楽しみに。
真っ赤なイチゴに練乳、カスタードクリームを白いスポンジケーキで包んだ「イチゴのロールケーキ」も大人気。7～8月はフルーツがマンゴーになるそうです。
できたてのデザートをコースでいただけるアシェット・デセールの専門店は、熱海では唯一「Choud La mer」だけ。カウンター越しにパティシエが作る様子を眺めながら、甘い香りやフレッシュな果物の香りに包まれて、幸せなデザートタイムを体験してみませんか？
