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【毎日おやつ】甘酸っぱいりんごがさわやかに香る銘菓「りんごもち」/秋田県

  • 2021年2月4日
  • ことりっぷ


全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は秋田県の「りんごもち」をご紹介します。
りんごが描かれた、どこか懐かしいデザイン。和紙のような手ざわりの箱の中には、素朴でレトロな包み紙からほんのり透けて見える、ピンク色のりんごもちが品よく並んでいます。ひとつ手に取ってみると、ふわふわとやわらかな感触。そっと包み紙を開いてみれば、四角いりんごもちが顔を出します。
秋田銘菓「りんごもち」を作るのは、1894(明治27)年に創業した秋田市の「りんごもち本舗 秋田銘菓 高砂堂」です。当時りんご農家だった塚本平蔵さんが、商品にできないりんごで羊羹を作ったことが店のはじまり。その後、店と縁が深いりんごの菓子を作ろうと、昭和初期に考案されたのが「りんごもち」でした。
ぱくっと口に放りこむと、りんごの甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。大潟村産りんごの果汁が練り込んであり、香りがとても豊か。県産のもち米を使ったふにゃりとやわらかな食感の求肥は、ほどよい伸びがあり、とてもやさしい口当たりです。
りんご農家からはじまった菓子店の「りんごもち」。やさしく、どこか懐かしい味わいを楽しんでみませんか。

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