このところ高速度ビデオは最近発売のRX10Ⅱで撮影。こういう手軽なカメラがあると、本格的な高速度カメラがお蔵入りしてしまう。480fpsで撮ると画質的には今まで使っていた秒700コマのカメラと同等程度に感じる。
産業用と民生用の電子シャッターの一番大きな違いは、歪みがあるかないかである。今までの民生用のカメラについているハイスピードだと、ローリング現象の歪みがひどかったのだが、この機種はあまり感じられないほど改善されているのにはびっくりした。
大型のチョウの場合は秒480コマというのはちょうど良い感じのスローになる。小さな昆虫の場合は秒1000コマ程度が欲しい。RX10Ⅱの場合秒960コマが可能だが、画質はかなり悪くなる。でもなんと言っても価格が一番安い高速度カメラと比べても1/10というのは嬉しい。
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