海野和男のデジタル昆虫記

色が変わるキンイロウラフチベニシジミ Heliophorus brahma major 雲南省

色が変わるキンイロウラフチベニシジミ Heliophorus brahma major 雲南省
2024年06月06日

キンイロウラフチベニシジミは雲南省からタイ北部の高標高地などで見られる大変美しい蝶だ。
学名はHeliophorus brahma、雲南省のベトナム国境地帯のものはアッサムから雲南書までに分布するssp.majorとされ、タイ、チェンマイのものとは少し違うようだ。1500mを超える地域で見つけたが、前日は一日雨が降ったので、その日に羽化した個体だろう。
光の当たり具合によって、翅の表面の色が変わる。正面から見た時が、一番輝きが強く、オレンジ色がかった金色に見える。背後から見ると、ほとんど真っ黒く見える。横から見ると、片方の翅は緑色がかって見える。これは翅が構造色と呼ばれる構造で、日本のゼフィルスも同様だが、これほどは色が変わらない。
くるくる回って色を変えるキンイロウラフチベニシジミ の動画をアップしました

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