アオスジアゲハより大きく尾状突起があり、優雅に舞う蝶だ。アオスジアゲハの仲間で尾状突起があるものにはタイマイと名のつくものが多い。
台湾と中国の南部の標高の高い地域、インド北部にまで分布している。このような分布をする蝶は結構多く、台湾の蝶の故郷が雲南省あたりであることを物語っている。またタイワンタイマイはずいぶん離れたスマトラの高地にも分布している。スマトラにはアンダマン諸島を通して昔移動したのかビルマ系の蝶も多い。昔のアジア大陸や島礁の歴史を語る生き証人だ。
雲南省のタイワンタイマイの動画をアップしました
この動画をYouTubeにアップしたら、広告の適合性で引っ掛かった、要はタイワンという単語と雲南省という単語が入っていたからだと思う。台湾と中国は問題を抱えているから引っかかるのだろう。台湾は蝶の研究が昔から進んでいたので、中国に台湾という名のつく蝶は結構多い。その審査に30分はかかった。
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