ふと思いついて、NikonのZ用のNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sと一眼レフ用のAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8GをZ9で比べてみた。AF-SVR Micro-Nikkor 105mm はかっての愛用レンズだが、カメラの画素数が増えるD800ごろから、あまり使わなくなってしまった。マクロはマイクロフォーサーズが使いやすいこともあるが、色収差なども撮影条件によっては気になったからだ。
F7.1で庭のスジグロシロチョウを撮り比べてみた。レンズを交換するので、まったく同じアングルではないが。なんとなく雰囲気はわかると思う。左が一眼レフ用の105mm、右がミラーレス用の105mm。背景のボケは明らかにミラーレス用の方が綺麗にぼける。この写真では色収差は目立たないが、この2本のレンズはかなり性格が違うと思う。ぼけた部分の色のにじみも新しい105mmはきれいににじむ。
そういえば、Z用ではマイクロと言う言葉がなくなっている。ポートレート用などをより重視した設計になっているのだろ。
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