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海野和男のデジタル昆虫記

庭のチョウの敵

庭のチョウの敵
2021年07月08日

蝶の敵と言っても、直接蝶を捕まえる生きものばかりではない。蝶の食草や好きな花をを枯らす虫も敵といえる。
今年は裏庭のイケマがほとんど枯れてしまった。今頃は花盛りで,昨年はキバネセセリが群れていたのだが・・・
原因はイケマを専門に食べるチャバネツヤハムシと思われる(写真上)。5月の末芽吹いたイケマに群れていた。
ハムシが困りものとはあまり意識していなかったので、たいしたことないと思って、何もしなかった。
このところ、別のハムシがたくさんベロニカに付いている。トビハムシの仲間だ。種名はわからない。
庭の宿根草は人間にとっては良い匂いがするものが多く,マイマイガさえもあまり食べないのだが、ハムシ類やリンゴカミキリなど(幼虫が茎に入るので、根元から倒れてしまうことがある)甲虫類も少しは問題になる。
チョウを呼ぶ庭作りに入れ込むと、どうしてもチョウのために必要な植物や,花を食べる虫は悪者に見えてしまう。特にシオカラトンボと、コオニヤンマなどの大型サナエトンボは始末が悪い。チョウの現れそうな場所に陣取って,チョウ専門に狙う個体がいたりする。チョウの成虫に関する限りは、鳥より大型トンボが敵になる。
昨年キバネセセリがイケマに群れている動画はこちら

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