今日は毎年恒例の今年使ったカメラたち、12月末頃にいつも記事にしていて、小諸日記は1999年からだから、すでに20回以上書いていることになる。読み返してみるとデジカメの歴史を見ているようで、自分で面白がっている。
今年はほとんどE-M1Mk3で撮影した。大変良くできたカメラで、深度合成やproキャプチャーモードHが進化し、ますます使いやすくなった。記事を書くために発売前の昨年の12月から使った。レンズはM.zuiko digital　12-100F4proがメインだったが、6月中旬以降は秋に発売されたM.zuiko digital 100−400をテストをした。けれどテストのはずががメインになった。この2本でほぼ全ての撮影ができるのが背中を痛めている身には嬉しかった。
M.zuiko digitalマクロ60mmはあまり使わなくなっていたが、11月に霜が降りるようになってからよく使うようになった。60mmマクロで深度合成で撮る霜の付いた花はよいと思う。マクロ領域はTG6がメインだったが、あらためて60マクロを使ってみるとなかなかよい。
今年はiphoneをよく使った。今までは写真はミラーレスでと思っていたが、撮って、そのままfacebookに入れられ、3Dにもできるのは魅力だった。バーチャル3D機能はミラーレス機のソフトでは難しいのだろうか？
他には雑誌の記事の執筆のためEOS M6 MarkIIをタイで使った。プリ連写のような機能もあり、なかなか良いカメラと思った。所有しているニコンD850は出番がなかった。もったいないからと1〜2度使った。シャッターはさすがに快適なのだが、ミラーレスになれると画面を触ってしまったり、シャッタータイミングを間違えたりする。Z50は使ってみたかったが、自分の作品や仕事優先なので、時間がなかった。
ドローンは今まで使っていた Mavic Proに加え、Mavic airをトリバネアゲハを撮るために購入したが、コロナで目的のニューギニアへ行かれなかったので、出番はほとんどなかった。もう新製品が出てきている。
他には動画撮影のために購入したLumixG9とソニーのオリンパスの古いE-10用のマクロコンバーター付きのビデオカメラAX700も活躍した。これらは海外でハイスピード動画を撮るためにメインに使いたかったのだが、4月以降、海外へ行かれなくなってしまったのが残念だった。Osmo Actionも240fpsが撮れるので昨年12月に購入したが、これも海外用で、昨年12月のperuや1月のマレーシアで少し撮影しただけだった。TG6の240fpsのビデオもかなり使った。FHDにならないのが残念だ（HDで撮れる）。
最近は動画と写真がシームレスになり、G9は今の段階では最も手軽にハイスピード動画と写真を撮れる機材だと思うが、最近はFujiなども240コマFHDで撮れる安価なミラーレスを発売したりした。E-M1Mk3がfhd240fpsが撮れれば最高なのだが・・・。オリンパスは今のところ動画への力は他メーカーより入っていないのが残念。それも特徴で良いのかもしれないが、スマホと競争するには小さいセンサーを活かした動画性能の増強が望ましいと思った。4K60fps、FHD240fpsというのが動画カメラとしての最低条件だろう。
　しかし世の中、動画の撮れるミラーレスもフルサイズに偏ってきている。Lumixなど動画性能が素晴らしいのだが、ことハイスピードに関するかぎりはせめてクロップで良いから4Kや6Kカメラを出すなら、480FPSをFHDでたたき出すカメラを作って欲しい。4K60fpsならクロップすればFHD240FPS、4K120fpsならクロップすればFHD480FPSは簡単だろう。
　ぼくの所で、昔ずっと助手をやってくれていた高嶋君がCronos2.1というカメラを購入。大満足だそうだ。FHDで1000コマ撮れ、価格も5000ドルと破格値、Waveと言う4K420fpsというカメラも10000ドルほどで手に入る時代だ。昔なら即購入なのだが、財力も気力も落ちているから、手軽にとTG6の240fps（HD）なども楽しんだ。
1月からマレーシアとペルーの昆虫動画を順次アップする予定です。まずはマレーシアの昆虫予告編を公開しました。PERUの昆虫の動画の予告編はこちら