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海野和男のデジタル昆虫記

広報こもろ連載 2016年7月号 カブトムシ

広報こもろ連載 2016年7月号 カブトムシ
2020年12月04日

 都会の真ん中で育ったぼくは、子供の時に自分の手でカブトムシを捕まえたことはなかった。野生のカブトムシに出会ったのは高校生の時だ。雑木林にチョウを探しに行って、夜に、昼間チョウがいた樹液のところに行ってみたら、木の上で音がする。懐中電灯で照らすと、光の中に角を突き合わせて喧嘩をするカブトムシ浮かび上がった。カブトムシってこんなに生き生きしているんだと感激した。
 小諸では、こうした経験ができるので、小諸の子どもたちがうらやましく思う。子ども時代に是非そんな経験をしてもらえたらよいなと思う。小諸で多くカブト虫が集まるのはクヌギとヤナギの木だ。樹液のでている木には昼間にカナブンやチョウが集まっているので、その木を覚えておき、日が暮れてから行ってみると、そこには昼間と異なった昆虫、カブトムシやクワガタ、ガの仲間などが集まっているはずだ。子どもだけでは危ないこともあるかもしれないから、お父さんやおじいさんと一緒に行こう。
カブトムシの他ヤブキリ、ミヤマカミキリ、キシタバが樹液に来ている

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