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海野和男のデジタル昆虫記

メスが出すフェロモンに惹かれるマイマイガ

メスが出すフェロモンに惹かれるマイマイガ
2020年07月12日

季節の進みは速い、昨日一昨日はたった1匹だが、庭でゲンジボタルが飛んだ。
そして、ついこの間まで、毎日幼虫を50駆除していたマイマイガ。もう成虫になって飛び回っている。
マイマイガをじっくり観察することなど無かったが、やっつけるには相手をよく知る必要がある。
まず未交尾のメスをかごに入れてデッキに置いてみた。わかったことはマイマイガは匂いには惹かれるが、眼がよく、相手が見えないと定位しないということだ。
学生時代、日高敏隆さんの手伝いでアメリカシロヒトリの交尾の時のオスの飛行軌跡を調べたことがある。だいたい数メートルまではランダム飛翔でメスのいそうな場所を闇雲に飛ぶ。マイマイガもまったく同じだが、さらに距離が近い。2mぐらいでメスの存在に気がつくようだ。その後は眼で探すようで、かごに入っていると見にくいので、周りを一生懸命探している。
マイマイガは予想に反して昼行性で、朝7時から夕方までチョウより速いぐらいのスピードで飛翔する。飛び方は上下左右に激しくブレ、オニヤンマも捕れない。メスは灯りに来るがオスはほとんど来ない。ということで、フェロモントラップや灯りで一網打尽は難しく、網で捕まえることにした。
網は柄の長さが20cmほどの小さなものしかなく、初日はほとんど捕まえられなかったが、2日目は1時間半で100匹捕獲。だいぶうまくなった。昨日はだいぶ減って50匹。
飛び回るのはオスだけだが、オスを減らして、できるだけメスと交尾させないようにしたいのだ。中でも活発な大型個体は絶対やっつけたい。まだまだ闘いは続く。皆さんもマイマイガだけは、可愛いなどと言わないで、見つけ次第殺して欲しい。ぼくは他のガの幼虫は基本殺さないが、マイマイガはあまりにも繁殖力が強すぎると思う。
いい毛虫、悪い毛虫というのはないのだが、ぼくが嫌うのは、繁殖力が極端に強いものだ。そして、一見しただけで、なんとなく、こいつはやばいと勘が働く。
昨年のマイマイガの交尾の様子はこちら

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