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海野和男のデジタル昆虫記

広報こもろ連載 2015年7月号 オオムラサキ

広報こもろ連載 2015年7月号 オオムラサキ
2020年04月15日

 7月は中旬までは雨の多い季節ですが、梅雨の間の晴れ間は、素敵な自然に出会える絶好の時期です。他が天気が悪くても、小諸は晴れなどと言うこともあります。雨が上がると虫たちが一斉に活動を始めます。今まで何処に隠れていたのと言いたくなるほど、いろいろな虫が目につきます。
 オオムラサキは日本の国蝶にもなっている立派なタテハチョウの仲間です。雑木林の梢を勇壮に飛翔し、オスは小鳥さえも追いかけていきます。オスは翅をひろげると紫色がきれいです。雌は雄より大きく翅をひろげた大きさは10cmもあります。去年の夏にエノキに産み付けられた卵から生まれた幼虫は、冬を越し、7月の初めにチョウになります。チョウになると、クヌギやコナラ、ヤナギの木から染み出る樹液に集まります。小諸はオオムラサキがとても多いところですから、樹液のでている木を見つけたら、まずオオムラサキに会えるのではないでしょうか。

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