2014年4月から小諸市の「広報こもろ」に「海野和男の小諸日記」を連載している。2016年1月からは小諸市のwebでダウンロードして見ることができるがその前はwebにはない。小諸市以外にお住まいの方は見られる機会もないと思うので、過去の記事を小諸日記で連載公開したいと思う。
小学生の時に昆虫採集で東信を旅して、たくさんのチョウに出会い感激した。こんな豊かな自然があるところで過ごせたら、どんなにか幸せだろうと思った。思いが叶ったのは1990年。小諸の仕事場は、昆虫をメインに、自然を撮影しているぼくにとって、最高の場所になった。
家が完成し、はじめて泊まった日に庭にヒメギフチョウがやってきた。子どもの頃からの憧れのチョウだ。こんな贅沢なことはない。
初めの数年間は、春から夏の間の滞在だったけれど、しばらくすると、1年を通して半分以上を小諸で過ごすようになっていた。
1999年に小諸日記というWEBサイトを作り、夏からは毎日更新をすることにした。その日撮った写真にコメントを付けて、その日にアップすることにしたので、ますます小諸に滞在することが多くなった。今はその日に撮った写真というわけではないが、2014年の夏で毎日更新が15年間続くことになる。このコラムでは小諸の自然の素晴らしさを少しでも伝えることができたらと思っている。
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