コーワマクロ110mmF5.6 F8 1/250 PKR
このレンズはマクロレンズとしての申し分ないシャープさを持っていたが、いかんせんマクロと呼ぶには甘利にも撮影倍率が低く、単体ではこの程度の写真が精一杯だった。接写リングを何段も重ねなければならない。メカ式で、シャッターを切るための機構がうまく働かないこともあった。ハッセルのマクロプラナーも当時は倍率は低いが、接写リングはコーワより信頼性があった。けれど、やはりうまくいかないこともアリ、その際の修理費はコーワと比べてとても高かったのだと思う。今のデジカメのオリンパスのズームなどは、当時のマクロレンズよりも寄れるのだから、時代は変わった。この写真を撮ったコーワSIXはこちら
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