7月のテキサスの草原で花に来ていたハチによく似たアブがいた。ムシヒキアブの仲間と思ったが、後で調べると近縁ではあるが、ムシヒキアブモドキ科のアブであることがわかった。大きさは3cmぐらいで、オオモンクロベッコウなどに似ていると思った。
北アメリカは擬態の宝庫のように思う。新しい地での観察はわくわくするものがある。
こんなアブもインターネットで調べられるのには感謝である。検索するにはまず、だいたいこの種が何の仲間であるかに見当を付ける。ぼくはムシヒキアブだと思ったので、ムシヒキアブ科Asilidaeと擬態するという英語のmimic、さらに撮影地のTexasと入れて画像検索したら、その中にあった。その画像をクリックしたらムシヒキアブモドキ科のMydas clavatusという種であることがわかったというわけだ。
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