サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

アオジャコウアゲハの求愛 Battus philenor

アオジャコウアゲハの求愛 Battus philenor
2018年07月21日

 ダラスを朝早く出て、オクラホマ州に近いテキサス北西部までは車で3時間ほどで行くことができた。目指す自然保護区に行く途中で、ネムノキがあったので寄ってみると、たくさんのアオジャコウアゲハが花に来ていた。
 前日にダラスのディスカバリーガーデンの庭でも、アオジャコウアゲハが速く飛ぶのにびっくりしたが、オスはものすごいスピードで飛び回り、追いかけ合いをしたりと、その活発さに驚く。求愛シーンも観察できたのは良かった。
 ダラスでは2匹しかいなかったが、ここでは10匹以上のアオジャコウアゲハが花に集まっていた。こんなことなら、ダラスで時間を潰さないで、まっすぐにここに来た方が良かったというのは結果論だから仕方がない。
 毒のあるチョウがこれほど速く飛ぶのを見たことがなかった。擬態がライフワークであるので、アオジャコウアゲハを観察できたのは良い経験になった。
 木が高いので、主に借りていったG9にLeica 50-200+2倍テレコンで撮影。フルサイズ換算800mmだ。素早いチョウを手持ちで追うには最も軽いレンズであろう。テレコン込みで800gぐらいしかない。しかも画質低下は、ほとんど感じられないからすごい。とはいってもF8になってしまうから、天気が悪いとかなりisoをあげなければならない。
 マイクロフォーサーズのテレコンは汎用品が作れない決まりになっているようだが、このテレコンをzuikoの300mmF4にも付けたい。そうすれば1200mm相当で手持ち撮影が可能だ。

関連タグ
チョウ
求愛・交尾
新北区
アメリカ
Lumix G9
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。