2003年の今日の日記から
昨日、 アワフキムシを狩るツヤキスジジガバチを撮影したが、一日おいて植木鉢の巣穴を調べてみた。慎重に土を掘っていくと、3センチくらいの深さにアワフキムシが詰まった部屋が見つかった。アワフキムシは全部で5匹。卵は、巣穴の一番奥の一匹に産みつけられていた。最初の一匹を巣穴に入れたときに産卵し、そのあとに追加のアワフキムシを詰めていくのだろう。
植木鉢を更に調べてみると、同じようにアワフキムシが詰まった巣部屋が次々に見つかった。右上はアワフキムシを食べ尽くしてまるまると太った幼虫。右下は食べかすのアワフキムシを糸でつづって作られたマユ。中には蛹になる前の幼虫がいるようだった。これは後ほど蛹になった頃にまた撮影してみたい。
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.