Pen-Fに35mmフルサイズ用のレンズを付けての撮影。マイクロフォーサーズは撮像素子が小さいので、フルサイズ用のレンズを使った場合、中心部を使うことになる。昔のレンズはデジタルで使うと周辺が悪くなるが、その部分はカットされるので、結果はとても良い。この場合35mmが70mm相当になってしまうが、広角レンズの解像度はかなり高いので、現在のデジタル専用レンズに負けない描写となる。
Schneider Kreuznach製のRollei QBMマウント(SL35)にSL-Angulon35mmf2.8という珍しいレンズがある。30年も前にロスで購入したものだ。アンギュロンといえば有名なレンズである。その名前にひかれて、当時安かったので2本も購入、1本はまだ未使用のままだ。久し振りにPEN-Fに付けて撮影してみた。同じSLマウントのDistagon35mmf2.8と比べてみたが、正直たいしたことのないレンズだなと思った。特に開放では圧倒的にディスタゴンがよいと思った。しかし、レンズの形状を見ると、リバースしてのマクロ撮影には良いかもしれないとも思うが試していない。
何も植わっていない畑を撮影してみた。F8に絞ると解像力はかなり高い。
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