明日は13時30分から伊丹市昆虫館で「昆虫写真家 海野和男の生きもの写真のススメ」を開催。
小中学生対象の第1回「生きもの写真リトルリーグ」の宣伝活動。
キンドル版の海野和男の昆虫撮影テクニック 増補改訂版が発売されました。
今日の写真は4Kフォトで撮ったモンシロチョウ。4kフォトは800万画素の電子シャッターによる写真である。ビデオ感覚で撮れるという夢のような撮影法だが、難点もある。この写真は問題がないが、もっと速い小型の昆虫や翅が透明なトンボを大写しで撮ると、翅にひずみが出ることがあることだ。
これは電子シャッターの欠点である。カシオやニコンV3のパスト連写や高速連写の場合も同様で、全画素同時読み込みのグローバルシャッターなどが搭載されない限りは今の所解決策はなさそうだ。
この前、sspの技術研修会でパナソニックの技術者の方に聞いたちょっといい話は、カメラを縦位置にするとひずみは消える場合もあるとのこと、スキャン方向との相性であろうか。
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