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海野和男のデジタル昆虫記

D750を使って見た

D750を使って見た
2014年09月27日

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 新発売されたD750を借りられたので、使って見ることにした。先日もフィールドでD750ってどうですかと、フルサイズ機を持っていない人に聞かれたので、よい機会だと思った。フルサイズを使っていない人は、フルサイズ機に憧れがあるのだろう。
 D750はFXフォーマット、つまりフルサイズ機だ。最大の特徴はFX機としては初めて背面液晶モニターをチルト式にしたことだ。ミラーレスで当たり前になっている可動液晶がようやくNIkonのフルサイズ機に搭載されたわけだ。ローアングルでの撮影で、フルサイズ機は大きいから、可動液晶がないとかなりつらいところがあるから、これは大歓迎である。
 早速だからキットレンズの24-85の広角側と望遠側(下)で、ローアングルで花の上で虫を待っているコカマキリを撮影してみた。ほぼ最短撮影付近であるがAFは効いた。このレンズ、もう少し寄れると良いが・・・今までのニコンの一眼レフの中ではライブビューのAFも最もよいように思う。ファインダーでのAFは暗いレンズでもD610以上に良く効く。
 けれどミラーレス機のV3やマイクロフォーサーズと比べると、ライブビューでのAFは今ひとつである。やはり、撮像素子に位相差AF素子を埋め込まないと、一眼レフでのライブビューは厳しいと思った。せっかくチルト式になったのだから、ライブビューでのAFにもっと力を入れて欲しいと思った。
 D750はD610後継機ではないと言うが、基本スペック的にはそれほどD610と変わっているわけではないが、ミラーの駆動系などがすぐれているのか、ミラーショックがあまりなく、ブレが少ないように思う。現像エンジンがEXPEED 4、6.5コマ/秒の高速連写、視野率100%の光学ファインダーなど、かなり高性能である。たただシャッターそのものはシンクロが1/200(D810は1/250)であるなどと変わらない。最も外付けストロボを使えばハイスピードシンクロができるから、いまやあまりシンクロ速度は問題にならないのかもしれない。
 Wi-Fi機能も装備されている。Wi-Fi機能が装備されていると、スマートホンをリモコンとして使えるので、リモコンを多用する人には極めて便利になった。ちなみにボディーの重さは750gとD610より10g軽い。D7100が675g、D810が880gである。

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