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海野和男のデジタル昆虫記

マイクロフォーサーズ用の自作テレコンでギンヤンマを

マイクロフォーサーズ用の自作テレコンでギンヤンマを
2014年07月06日

 以前にマイクロフォーサーズ用の自作テレコンを作った話を書いた。あり合わせで作ってみたものの、マクロでは接写リングの方がましかなという程度だったので使っていなかった。
 マイクロフォーサーズ用テレコンが欲しいとネットを調べていたら、何とオリンパスから40-150mm F2.8用の1.4倍テレコンバーターに関する特許が昨年出されているらしいから楽しみだ。急にテレコンが使いたくなった。
 ぼくは、テレコンは接写用と割り切っているのだが、本来、テレコンは望遠レンズの焦点距離を伸ばすためのものだ。そこで、昨日は本来の使い方をしてみた75〜300の旧タイプが手元にあったので,EM-1に付けてみた。そうすると300mmテレ端で1〜8mぐらいまでピントが来る。昆虫の撮影にちょうど良い距離だ。
 旧タイプの75〜300はあまりよいレンズではないし、望遠端でF6.3と暗い。自作テレコンはおよそ2倍弱か。f値は13ぐらいになってしまう。iso感度を上げてとりあえず使って見た。フルサイズ換算1200mmだ。といってもそれほど大きくは写らない。
 うまい具合にギンヤンマが産卵にやってきたので、テレコン無しと有りで撮ってみた。無しでもあまり画質は良くない,
 テレコンを付けると1/500や1/1000ではブレが出やすい。大体EXIFと焦点距離が異なるからブレ防止があまり効かない。それでも何とか撮ってみたが、画質は元のレンズの悪いところを拡大したような感じで,極端に画質が落ちるわけではなかった。(上はレンズ単体、下は自作テレコン併用)
 良いレンズに付けてみたいが、現状マイクロフォーサーズには良い望遠ズームがない。40-150mmに付けてみたい。 毎日更新15年「小諸日記」Since1999東京展では7月19日土曜、13時と15時,大阪は写真展開催日に先立って,8月8日(金)18時半からギャラリートークを行うので、是非参加して頂きたいと思う。ギャラリートークは無料だが,人数制限があり事前予約が必要。03-3292-1934,オリンパスギャラリーまで予約を。
 昆虫 ―里山に飛翔する生き物たち―という本がまもなく発売になる。B5版176ページ。掲載した100種以上の昆虫は全て飛んでいる姿を掲載している。

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