先月、カシオからEX-10というカメラが発売された。全焦点マクロモードがある。ピントを変えながらカメラが何枚も写真を撮り、カメラ内で合成してくれるものだ。EX-ZR1000にもあったモードだが、ZR1000では正直昆虫にはあまり使えないなと思っていた。ところがこんどのEX-10では大幅に改良されたようだ。
何枚撮るのかは明らかにされていないようだが、ある意味9眼というのが、このカメラのキャッチフレーズだから9枚撮っているのだろうか。
今は小諸に虫がいないから、ニジイロクワガタという7cmぐらいのクワガタで試してみた。左がプログラムオート、右が全焦点マクロ。
コンパクトデジカメとしては高価なカメラだが、このモードとパスト連写が健在で、F1.8-2.5の明るいレンズがついているから、今までよりパスト連写でも速いシャッターが切れそうだ。画素数は下位機種より少ない。コンデジではやはりあまり無理をしない画素数が、画質面では有利なのだろう。
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