ニコンの最新鋭ミラーレス機、ニコン1 V2が11月15日発売予定だ。前機種のV1より画素数が増え、1425万画素。
撮像素子は1インチと言うことで、ミラーレス機の中では小型の機種だ。 本体重量278g,バッテリー込みで337g。V1より少し小型軽量になった。
ぼくはV1をマクロ撮影メインに使ってきた。マクロレンズは発売されていないのにと不思議に思われる方もいるだろうが、実はニコンの純正アダプターFT1を使用すればAFSニッコールが使えるのだ。この便利さは以外と知られていないようだ。なんとマイクロ85mmを付けると、35mm換算2.7倍という高倍率機になる。撮像素子が小さいのを活かした撮影法だ。この倍率は他のミラーレス機は達成していない。マクロレンズでなくても相当大きく撮れる。AFSニッコールが全てマクロレンズ的に使えるのだ。
使って見るとFT1を付けてもAFがよく効くのは驚かされるだろう。何しろD7000に85mmを付けたものに勝るとも劣らない速さがある。AFで小さなバッタの顔を撮ってみた。最短撮影距離に近い倍率だ。これならテントウムシだって画面からはみ出さんばかりに写せそうだ。iso400、絞り優先f4.5 1/125で撮影。
野鳥撮影にも極めて便利だろう。例えばDXフォーマットの55-300をセットレンズで購入した方もいるだろう。これをV2に付ければ、なんと810mm相当という超望遠になる。ニコンの一眼レフの使用者にとっては極めて便利である。ただし,レンズ内モーター使用のレンズに限る。最近発売のものは全く問題がない。FX、DXを問わず自分のレンズがAFSと表示があれば大丈夫だ。
このマウントアダプター FT1は値段も安い。アマゾンでは現在17089円で売られている。
このバッタをV2で撮影の動画は動画一覧から。他に巨大タマヤスデの動画もアップしました
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