オリンパスPEN用のコンバーターレンズがようやく発売された。フィッシュアイコンバーター 「FCON-P01」/ワイドコンバーター「WCON-P01」/マクロコンバーター「MCON-P01」だ。実はこのコンバーターは試作品を昨年の秋にテストしている。その時はねじ込み式だったコンバーターは製品版ではバヨネット式になっていた。だから最新の14−42にワンタッチで取り付けることができる。
フィッシュアイコンバーターを一番期待していたが天気が悪かったので、まずはマクロコンバーターのテストをしてみた。
マクロコンバーター「MCON-P01」はレンズ部分と取付部分が2分割される。そのままの場合14−42に、分割すると40−150にワンタッチで付く。
14−42の42mmでの最短撮影距離で撮ったのが左上の写真。マクロコンバーターを付けての最短が右上の写真だ。正直ちょっともの足らない。ところが40−150に付けるとかなりアップになる。中段は40−150の40mm側でマクロコンバーターを付けたもの、右は150mm側でマクロコンバーターを付けたものだ。これならマクロレンズの代わりになる。マクロコンバーターはいわゆるクローズアップレンズで,焦点距離の長いレンズに付けた方が拡大率が高くなるのだ。
左下はちょっと工夫して14−42にオリンパスの古いHQマクロコンバーターf13cmを付けて42mm側で撮影したものだ。取付部が2分するのを利用し、14−42用のバヨネットに52−49のステップダウンリングを取付てそこにHQマクロコンバーターf13cmをねじ込んだものだ。このステップダウンリングはペンタックスの52−49変換リングを使ったのだが、押し込んだだけで接着剤など使わずにぴたりと収まったの。落ちる心配もないほどしっかりと付いてしまった。このリングを付けても元のレンズはちゃんとワンタッチで付く。
これで150mm側での最短と同じぐらいの倍率になる。何も40−150mmがあるならそんなことをしなくてもといわれるかもしれないが、HQマクロコンバーターf13cmは性能は拡大率の高いクローズアップレンズでは世界最高であると確信しているのと、150mmに付けると、やはり手ぶれが心配だからだ。残念ながらHQマクロコンバーターf13cmは今は発売されていないから中古を探すしかない。
右下は左側が49mmのリングを取り付けたバヨネット部分、右はオリジナルのレンズ。上はHQマクロコンバーターf13cmだ。このレンズはやや重いので,もしかしたら14−42のレンズに負担がかかるかもしれないから、改造の場合は自己責任だ。
講演会
「能登里山マイスター養成プログラムの地域づくり支援講座で「昆虫から見た環境問題」能登空港ターミナルビル4F講義室5月6日(金)18:20〜19:50。一般参加OKです。
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