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海野和男のデジタル昆虫記

村の子どもたち

村の子どもたち
2010年12月12日

 フィリピンから戻り、連日忘年会と原稿書き。来年出版予定の何冊かの本のうち、1冊をようやく仕上げることができた。1月末出版予定の「昆虫たちの変態」という本だ。最近の本作りでの悩みはデジタルとポジが入り交じること。ポジもデジタル化してから構成した方がやりやすいが、それには時間もお金もかかる。というわけで今回もデジタルとポジが半分ぐらいづつと入り交じる。
 昨日はSSP(日本自然科学写真協会の技術研修会と忘年会。これも重要なイベントで、年々活発になるのがよい。こういう会には時間がもったいないと参加されない方もいらっしゃるが、会に入っていてのメリットは、こうした集いに参加することだと思う。交流や情報交換に無くてはならないものだ。
 ホタルの木を探していたら、学校の先生からの情報。道から200mぐらい入ったところに木があるというので下見にいった。その木は実際には500m以上奥にあった。木の下に小さな家があって良さそうなのだが、椰子林の中で見通しが悪く、結局撮影はしなかった。学校の先生が案内して下さったから、子どもたちがたくさんついてきたので1枚。

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