赤や黄色に色づいた広葉樹の林は美しい。黄色くなるものと赤くなるものがある。どこが違うのだろうか。
葉に蓄積した糖がアントシアンに変われば赤くなる。
黄色の色素はカロテノイドだ。カロテノイドは緑の葉にも含まれていて、緑色の色素が消えると黄色くなる。今年は黄色くならずに茶色に枯れてしまったコナラやミズナラも目立つ。ナラ枯れ病というわけでなくとも。天候などによって茶色の葉が目立つようになる木も多い。
ニコンD7000の風景モードで黄葉を撮影した。11月12日の鬼無里での撮影だ。カメラをガードレールに押しつけてスローシャッターを切った。何枚か撮ったら、そこそこぶれの無い写真が撮れた。28-300はフルサイズ用のレンズだが、D7000に使うと42-450mm相当だ。林を切り取ったりする撮影には望遠側を使うことが多い。無精ではあるが、道路から見える景色を切り取りたいなどというときは望遠が便利だ。
D7000 28-300
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