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海野和男のデジタル昆虫記

マクロレンズで飛ぶチョウを撮る

マクロレンズで飛ぶチョウを撮る
2010年09月10日

 マクロレンズで飛ぶチョウを撮るというののは、案外やさしくなったなと思う。それは高感度に強いカメラがあることが大きいのだが、カメラの設定も重要だ。今まで、チョウの飛翔はマクロレンズで撮る場合1/1000ぐらいを基準にしていたが、それだとどうしてもブレが出る。今年は1/2000を使ってみたが、このシャッタースピードなら胴体はほぼ完全にとまる。この2枚の写真はいずれも1/2000、絞り5.6半、ISO感度は400でカメラはニコンD300だ。D300は今となっては高感度に強いカメラとは言えないのだが、それでもISO400は十分美しい。また85マイクロはマニュアルフォーカスもしやすく、AFも速い。キアゲハやモンキチョウのように花から花へと飛び移るチョウはチャンスが多い。どの花に次に行くかを考えて、その花と、今とまっている花の両方にピントの合う位置から狙えばよい。

◎免許皆伝!「昆虫王国 ラオス チョウの華麗な舞いに迫る」
NHKBShi 再放送9月12日(日)前11:30~、13日(月)後0:30
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