撮影の帰路に市場に行き果物や飲み物を仕入れる。市場では路上にものを並べて売っている人も多い。アヒルを売っている場面が面白かったので、カメラを向けるとほほえんでくれた。カメラを向ければ、たいていの人が笑顔を見せる。決して裕福な人たちではないと思うけれど、生活苦を感じさせる暗さがない。この明るさはベトナム発展と、将来への希望を感じさせるものだ。かっての日本でも、こんなふうな笑顔がどこででも見られたのだが・・・
最近はどうなのだろうか。日本では肖像権が主張され、写真を撮られることを好まなくなる風潮がある。突然カメラを向けて睨む場面を専門に撮る写真家もいるようだ。現代を切り取るという意味ではそんな写真も意味があるのかもしれないが、ぼくは嫌だ。やはり写真は笑顔がよい。
D300S 10−24
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