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海野和男のデジタル昆虫記

DMC-G1用のライカMマウントアダプター

DMC-G1用のライカMマウントアダプター
2008年12月27日


 8月の日記でどこかがマイクロフォーサーズ用のライカのMマウントアダプターを出すのではと書いたが、それが現実になったので早速取り寄せてみた。
 宮本製作所というメーカーが作ったものだ。作りはとても良い。実際のMマウント同等以上のスムーズさがある。宮本製作所 はRAYQUALというブランドで各種のアダプターや接写リングを出している。このメーカーは全く知らなかったが、マウントアダプターのメーカーとしては実は最大手らしい。
 ライカMマウントレンズは結構持っているし、もっとたくさんあるライカLマウントはMLリングで装着可能だ。G1はオールドレンズファンにとって福音のカメラであろう。G1にSUMICRON-C 40mmF2をつけるととてもよく似合う。80mm相当と望遠になるがF2.0と明るいレンズは気持ちがよい。G1にはアスペクト比が4:3の他3:2と16:9がある。せっかくオールドレンズをつけるのだからとアスペクト比は3:2に設定した。
 G1のファインダーは液晶なのにピントあわせがとても易しいし、遅れがない。ここまで綺麗な液晶ファインダーは、ぼくにとっては初めてで驚いた。ビデオのファインダーはパナは昔はあまり良くなかった記憶があるが、放送用のビデオなども制作してきているから、液晶ファインダーの技術は格段に進歩したのだと思う。
 液晶ファインダーはビデオでぼくにはなじみが深い。ぼくが使っている主なビデオカメラはキャノンのXL-H1とソニーのFX7だ。この両者を比べると、写りはキャノンが圧倒的に良く、ファインダーの見やすさはソニーが比べものにならないぐらい良い。キャノンの場合、写りの綺麗さとファインダーの汚さのギャップには驚いてしまう。このあたりは液晶の問題以外に、ファインダーのルーペの光学系にどれだけ力を入れるかもあるのだと思う。
G1 SUMICRON-C 40mmF2 F8 AUTO

「海野和男 幻の巨大スズメガの謎に迫る〜マダガスカル島」NHK BShi
本放送 2月16日(月)夜8時から
再放送 2月24日(火)午後2時から

写真展「蝶の道」1月5日より20日まで銀座ニコンサロン、2月5日より11日まで大阪ニコンサロン。1月9日、2月5日は午後7時より写真展会場でフォトセミナー(入場無料)も開催。また同名の写真集を東京農工大学出版会より、写真展にあわせて出版。A4136ページ上製、定価は3600円(税別)の予定

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