今日は久しぶりの北海道。2003年にオリンパスの撮影会で来て以来だ。
今回はにコッコールクラブのゼミと撮影会。この前も荘だったが。その前後に自由時間をとった。
6月に静岡でウラナミジャノメを探している時に、ぼくが苦戦しているのを小諸日記で知って、愛知の石黒保由さんからよい場所がありますよとのメールを頂いた。その時は何とか自力で探していたのだけれど、減少の著しい昆虫は、自力ではかなり苦戦する。
ぼくは、こっそりと出かけて撮影するタイプなのだが、今回は石黒さんが丁寧にも北海道の写真仲間を紹介してくださった。中島さんは、ぼくが6月から会長をしているSSP(日本自然科学写真協会)の会員でもあり、コウモリの写真は大変に素晴らしい。北海道の若手の自然写真家の活動はファウラという雑誌などで知ることができるが、新しい世代の素晴らしい写真家たちが多いと思う。
安細さんは環境アセスなどの仕事をされて、様々な方が集う掲示板を運営なさっている。それに北海道のチョウのブログをやっておられる 茨木さんからも様々なポイントを教えていただいた。皆様ありがとうございます。
とはいってもほんの数日、さてどうしたものか。最初、千歳でカミキリムシを撮影しようかなと思ったのだけれど、今日までサミットだから(話は変わるが、環境省からの依頼で、なんとサミットではSSP会員の写真が展示されているのだ)、空港近くの草むらで撮影するのはちとまずい。ということで帯広に目的地を変えた。
そこで教えていただいた十勝平野のある場所でイシダシジミを撮影してみたいなと勇んででかけたのだけれど・・・。
食草のナンテンハギはたくさんあるがチョウがいない。時々現れるのを追いかけるとヒメシジミだ。実際にはイシダシジミのオスは現れなかったのだけれど、もしかしたらと追いかけては、違うな?の繰り返し。オスはともかく、メスとなるとまったく自信が持てない。
歩き回ること3時間ばかり、木にとまっていたフクロウをスナップしたりしただけ。写真はフクロウと唯一その場所で見つけたメスのイシダシジミかな?・・・。結局、夕方に場所を変え、なんとかオスを撮影できたのだが、それは前へのボタンで。EX-F1
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