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海野和男のデジタル昆虫記

アオハダトンボの飛翔

アオハダトンボの飛翔
2008年07月02日

 アオハダトンボはいつの間にか翅がすれたものも多くなってきて、すでに最盛期を越えたようだ。昨年は台風の雨で、川があふれたりした影響だろう、今年は数が例年と比べるととてもすくない。
 この写真はEX-F1の撮影だが、ホバリングもするトンボ類となると、一眼レフで撮影した方が楽しく、また写真もよいものになることが多いように思う。チョウのように飛ぶコースがまっすぐでない昆虫の場合はEX-F1が有利と思う。
 昨日はD700というカメラが発表になった。ニコンのフルサイズ一眼レフで、D3同様の高感度特性を持つという。連写速度などはD300とほぼ同じだ。フルサイズ機としては小型で、F6とほとんど同じ重さだ。
 D3でネックだったゴミ取り、内蔵ストロボもついる。背がD3より低いのもローアングル撮影が主な昆虫写真にはよい。レンズ交換を頻繁に行うにはゴミ取りは必須だと思う。D3を使っていて、その高感度特性の良さに驚嘆しているが、ゴミ問題と背の高さに閉口していたから、ぼくにとっては朗報だ。もっともDXフォーマットでもこれくらい高感度に強いカメラがあればよいのだが、やはりデジタルの場合、高感度はセンサーの面積が大きい方が有利なようだ。
 借りて使ってみたいのだが、まだ貸出機はないらしい。とりあえず早く見たい。今日は東京でニッコールクラブの用事がありニコンに行く。実機を見ることができるだろうか。

第59回昆虫教室「日高先生と語る(前編)日高教室のころ」は7月1日公開。ぼくの恩師である動物行動学者の日高先生との対談です

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