午後から良く晴れた。真っ白になった浅間山が青空によく映える。青空が綺麗だったのでD3のピクチャースタイルをビビットにしてみた。ちょっと派手すぎるかなと思い、RAW現像でスタンダードに戻してみた。上がビビッド、下がスタンダードだ。どちらが好きかは人によって違うだろう。
画像モードはぼくの場合はいつもsRGBだ。アドビRGBのモニターもあるのでアドビRGBで撮ってもよいのだが・・・
アドビRGBはsRGBより色域が広い。アドビRGBを表示できるサムソンのSyncMaster XL20は素晴らしいモニターで、アドビRGBで撮影した写真を実に綺麗に表示をする。けれど印刷はCMYKというモードで、これはsRGBよりもさらに色域が限られる。だから印刷用原稿ではアドビRGBで見て綺麗だと思って入稿すると、あとで印刷を見てがっかりすることの方が多い。もちろん6色印刷などの高級印刷ならばアドビRGBのほうがずっとよいだろう。プリンターも最新の物はアドビRGBに対応しているから印刷が目的でなければアドビRGBで撮る方がよいだろう。
D3 AFマイクロニッコールD200mm
◎今月のデジタルフォト連載は「白銀の芸術」D300、E-3による先月末の霧氷だ。
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