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海野和男のデジタル昆虫記

食べられてしまったオス(オオカマキリ)

食べられてしまったオス(オオカマキリ)
2007年09月01日


 先日からハラビロカマキリの交尾にトライしているが、メスを見るとオスはすきを見て逃げ出してしまう。まだ準備が整わないのだろうか。今日は伊丹昆虫館の奥山さんから、新たに1対のハラビロカマキリをいただいた。今、羽化して2週間近く経つ個体はこれで2ペアになった。組み合わせを変えてみたけれどうまくいかない。
 そこでもう一度オオカマキリでトライしてみた。今まで3回ほど試みて、オスは難無く交尾をしていた。ところが今日はメスがいきなりオスを捕らえて首を食べはじめた。首無しになったオスは、それでも腹部を曲げてメスと交尾した。腹部はまるで別の生き物のように動き、脚はメスのお腹をさすってなだめているようだった。生殖はオスにとって命がけの行為なのである。

◎小金井の江戸東京たてもの園特別展 東京昆虫ワンダーランド 海野和男の昆虫の世界は9月9日まで。

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