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海野和男のデジタル昆虫記

光学通り

光学通り
2007年01月21日


 今日も品川。ニコンフォトコンテストインターナショナル2006-2007の審査が行われたのは光学通りにあるニコンのビル。日本光学がここに来て、いつしか名前が付いたのだという。
 さて今日はその審査の2日目。今年で31回目を迎えるこのコンテスト、今年はWEBでの応募が激増。WEBだけで2万人以上、4万点近い作品が集まったからすごい。
 昨日と今日は予備審査。審査委員長に中谷吉隆、審査員は中村征夫、三好和義、織作峰子、山口高志の各氏にぼくも加わり6人。
 膨大なWEBによる応募作品を一人約6千点づつ見ていく。一人づつにアシスタントが付いてくれて、パソコンを操作してくれる。自分の写真を2日で6千点見るのはとても大変。どうなることかと思ったが、大変快適なソフトで、レスポンスよく見られるので全くストレスがない。審査のために作ったソフトだそうだ。これならポジを見るよりずっと楽だ。こんなに写真を効率よく選べて見られるソフトは知らない。こんなのが売り出されたらとても嬉しいのにと思うほどのでき。本審査はさらに外国からの審査員も加わり10名で行われる。よい写真が続出なので見る方もとても楽しい。昆虫写真も相当あってびっくり。
 普通は、これだけ応募が多いとまず最初に9割ぐらいを落とした状態で審査員が見ることになるが、ニコンフォトコンテストインターナショナルでは予備審査から審査員が選ぶので、とても楽しい作業だ。水準は極めて高く、これ全くだめという作品がほとんどないのでびっくりした。
 

◎デジタルフォト連載、今月はペルーのチョウ。スペシャルで8ページ。
◎池田書店からHOLGASCAPEという写真集が発売。20名の写真家が6ページずつ旅というテーマで撮影。海野も出ています。1800円

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