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海野和男のデジタル昆虫記

写真遊び

写真遊び
2006年11月07日

 デジタルになって写真を加工して遊んでいる方も多い。
 ぼくは基本的に画像処理は最低限しかやらないし、偏光フイルターすら使わない。自然写真は写した時を大切にしたい。画像の大幅な加工をするのは子供向きの本の制作時だ。そんな時は切り抜きや、場合によっては合成も行う。
 ところが今日は偏光フイルターを使ってしまった。本当はNDフイルターがほしかったのだが見あたらなかった。シャッター速度を遅くしたかったのだ。それで夕方の風にふかれる木を撮った。
 斜光が強く、見上げると木の葉の裏が白っぽく目立ちすぎる。偏光フイルターの効果で、それがずいぶん薄らいだ。思い切って一番偏光を利かしたら上のような写真になった。
 画像をWEB用に加工するときに誤って色相を動かしてしまった。ちょっと面白かったので-180と+180を見てみると、両方とも同じだ。色相は180度変えれば元の色の補色になるからだ。まるでネガポジを反転させたような画像になった。なかなか面白かったので下にその写真をつけた。
 こうしてみるとなかなか面白い。画像をいじくりたくなる人の気持ちが少しはわかった気がした。このところHolgaやピンホールの仕事を楽しくさせていただいたのだが、そういった写真遊びも面白い。はまらないように気をつけねば。
E-500 14-54

12月の講演会参加者募集中
海野和男特別講演会「虫と自然の世界を撮る」が下記の日程で開催されます。東京では久しぶりの後援会です。ふるってご参加ください。写真ファン向けですが。お子さまでも楽しめるようにします。
2006年12月23日(土・祝) 開場12:00 開演13:00 浜離宮朝日小ホール(朝日新聞社 新館2階)
詳細申し込み方法は上記リンクをクリックしてください。

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