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海野和男のデジタル昆虫記

ジンメンカメムシ

ジンメンカメムシ
2006年10月13日


 ペナンは今は雨季から乾季への季節の変わり目、10月は一番天気が悪い月かもしれない。
 昆虫はとても少ない、少ないと言うよりも雨だから会えないのだろうが。久しぶりにベニモンシロチョウが町中を飛んでいたのを見た。ベニモンシロチョウは幼虫がヤドリギの仲間を食べるチョウだ。
 雨と交通渋滞で、バタフライファームへは約束の時間よりだいぶ遅れて着いた。日プラのスクリーンに、新しく作ったDVDを映してみた。PALシステムのDVDだが、日本では作っても機器がないので確かめられなかったものだ。おおむねOKだが、やはり動きがぎくしゃくしているところがいくつかあった。その原因はわからない。
 撮影の時間はあまりなかったので、バタフライファームで累代飼育しているジンメンカメムシを白バックで撮影。
 今回は市販されているデジカメ用の物撮用の簡易撮影装置を使ってみた。なんと簡単に写ることか。昔は誰も教えてくれないから、外でしか撮影しない昆虫写真家にはとても難しく、試行錯誤しながらの撮影だった。それがTTLで撮れてしまう手軽な時代だ。
 白バックの生きた標本写真は、15年ほど前に作品としてはじめたのだが、今では絵本を作るための素材として撮っている。

◎「デジタルカメラで撮る海野和男昆虫写真」が発売になりました。写真はすべてデータ付きで、写真撮影に使用したレンズは20本以上。一眼レフデジカメは14機種、コンパクトデジカメフが5機種。定価は2600円(税別)。版元のSBCrアマゾンのサイト、書店などでお買い求めいただければ幸いです。

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