コナラの幹に、新しいシロスジカミキリの脱出口を見つけた。もしかしたら昨年のように(こちらも)、幹から出てくるところが見られるかも知れない。近くの木を見てまわっていると鮮やかなオレンジ色のハチが目の前を横切った。とても長い産卵管を持つウマノオバチであった。
ウマノオバチは、シロスジカミキリの幼虫に寄生するハチ。長い産卵管は、幹の中に棲むシロスジカミキリの幼虫に産卵するためのものだ。コナラの幹の周りを飛びながら、時々とまって何かを探しているような動きを見せるので、これは産卵するのではないかと期待したのだが、幹に沿って上がっていくと、そのまま見えなくなってしまった。
◎ムシとあそぼう 海野和男のムシシシシ1 さがしてみよう 虫は忍者 。は新日本出版社から好評発売中
海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見
プロフィールページのアドレスへ
掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2025 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.