ペナン名物の麺類として有名なのがラクサである。
魚を発酵させて作った汁が特徴で、生臭さを消すため、ミントなどの葉もはいっている。
どこにでもあるというものではなく、屋台などでもラクサをやっているところは意外に少ない。以前、行きつけのそば屋で、ラクサを注文する日本の青年がいた。うまく言葉が通じないらしく、店の人が通訳してくれとぼくのところにやってきた。地球の歩き方を片手に数ヶ月あちこち回っているそうだ。
その店にはラクサはないのだが、かれは、それはどこにでもあるものと思っていたようだ。マレーシアで楽なのは、屋台には何があるかが漢字と、英語読みで書いてあるし、前に置いてあるものしかないから、実は注文は指させばよく楽なのだ。麺はたいていの店に4種ほどあって、たいていはそれぞれがチャー(炒)とタン(湯)がある。ラクサの麺はうどんと似ているから、小麦粉で作られたものだろうか?
◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第31回は究極の子育て。まだまだ続きます
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