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海野和男のデジタル昆虫記

カブトムシとオオクワガタ

カブトムシとオオクワガタ
2005年08月29日


 オオクワガタを飼育しているのだが、まともな写真は1枚も撮っていなかった。
そこで夕方に灯りに飛来したカブトムシと戦わせてみた。オオクワガタはおとなしく、つかんでも攻撃してこないから、果たして戦うのだろうかと半信半疑で両者をコナラの枝の上に載せてみた。バナナの汁を少しつけたらカブトムシの方はそこにすぐにやってきた。しばらくしたらオオクワガタも歩いてきて、戦いがはじまった。
 両者共に基本は体勢を低くして、下から相手を攻撃するタイプだ。オオクワガタは野外では木のうろなどにいて、そこに他のオスが来ると出てきて喧嘩する。コクワガタなどと同じタイプのファイターだ。カブトムシは角を相手の下に入れて投げようとする。オオクワガタは下からカブトムシの角の付け根あたりをはさもうとする。小競り合いの後、オオクワガタがカブトを持ち上げ勝負あった。カブトムシは持ち上げられたとたんに羽根を開いて飛んで逃げようとした。2匹のカブトムシと3回喧嘩させて、オオクワガタの2勝一敗だった。カブトムシのうち1匹は胸に少しダメージを受けた。オオクワガタをちゃんと喧嘩させたのははじめてだが、おとなしそうな外見に比してなかなか強い。(室内撮影)

D2X 150マクロ

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