トンボの目玉
2005年08月15日
庭にアカトンボの仲間が多い。この写真のトンボはマイコアカネの未熟なものだろうか。こうして真正面からアップで顔を撮影してみると、トンボの目は小さな個眼が集まってできていることがよく分かる。円内は写真から複眼の一部を切り出したものだ。一つ一つの個眼は六角形をした筒に入っているように見える。
隣り合う個眼に写る画像は微妙に異なる。おそらくほんの少しずつずれた映像が写っているはずだ。そのずれを計算して、トンボは空中でエサをとったりできるのだ。その映像はトンボの脳で一つの画像に合成されるのだろうが、実際どんな風に見えているのかが興味深い。
D2X 105マイクロ