WEBで公開している海野和男の昆虫教室のロケで東京。東京のセミの話にしたので、やはりセミがいる都会の風景をバックにしゃべりたい。ロケの担当者は柏崎から朝一番で東京へ、すぐに編集しなければいけないので、午後には新潟に戻るという忙しいスケジュール。
東京ではもうミンミンゼミがかなり鳴いている。都会のセミは逃げないから、撮影はたやすい。セミも人と同じように群れていると大胆になる。とは言ってもまだ数が少ないから、今日は逃げるセミもいたが、8月になれば手で捕まえられるぐらいのんびりとしてしまう。
東京ではニイニイゼミは減ったと言われているが、昔よりは減ったものの、まだまだ健在。ただし大きなサクラの木で鳴いていると見つけるのは難しい。ニイニイゼミは小諸の方が数も多く撮影がたやすく、ミンミンゼミはその逆だ。
東京のミンミンゼミは、ぼくが子供のころはあこがれの的、数も多くはなく、捕まえることはできなかった。東京のセミが増えたのは、木の多い公園や街路樹が増えたからで、セミの卵が植木についてくるからだろう。前に、鉢植えの木にニイニイゼミの抜け殻がたくさんついていたのを見たこともある。
Caplio GX8の広角端と望遠端のマクロで撮影。
◎奈良市写真美術館で伊藤勝敏と二人展 「生きものの不思議展」。詳しくはこちら
7月2日 (日)〜8月31日(水)
夏休み期間中(7/21〜8/31)は小中学生無料です。
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