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海野和男のデジタル昆虫記

切られてしまう木

切られてしまう木
2005年04月19日

 今日はアサヒカメラの木村伊兵衛賞の授賞式で東京に来た。
 今回で木村伊兵衛賞は30回。写真界の登竜門といわれる賞だ。今年の受賞者は「東京窓景」の中野 正貴さん。今年は例年より受賞者の年齢がかなり高く49才での新人賞だ。
 川崎市民ミュージアム4/23〜6/19まで歴代の受賞写真家による「時代を切り開くまなざし」という写真展がある。海野は残念ながら受賞者ではないが、一見の価値があると思う。
 帰路、九段の事務所に寄ると、建物の前のヒメリンゴらしい木の花が満開を過ぎたところだった。今年の花付きはとてもよい。
 事務所のある建物はとても古いマンションで、昭和30年代のもの。九段のマンションでは最古のものの一つだ。
 このマンションは建て替えが決まり、この6月末で、ぼくもここを出なければならない。この木も切り倒されてしまうだろうから、もう花を見ることはできない。それを知っての見事な開花なのだろうか。

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