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海野和男のデジタル昆虫記

ギフチョウ、DXニッコール10.5mmとNikon Capture Editor

ギフチョウ、DXニッコール10.5mmとNikon Capture Editor
2005年04月15日


 カタクリの花の蜜を吸うギフチョウ。花への滞在時間は長くて15秒ほどのことが多く、撮影チャンスは一日追いかけ回しても何回かといったところ。
 ところでこの写真を撮ったDXニッコール10.5mmはもっとも近接撮影が出来るデジタル専用の魚眼レンズだ。もう1年半ほど使っているが、今回はかなりメインにこのレンズを使った。最短撮影距離は14cm。
 D70で使っても対角線で180度になる。現在のところこのレンズ以外に普及型デジタル一眼レフで対角線魚眼になるレンズはない。
 左の2枚の写真は全く同じ写真なのだが、背景やチョウの大きさが異なって写っている。これはNikon Capture Editorの機能を使って魚眼を超広角に変換したものだ。この機能はDXニッコール10.5mmのみの対応だが、なかなか面白い。(上がオリジナル、下は超広角に変換、更にカラーブースターで自然を選び自動で彩度を上げたもの)
 写真のように背景に倒木などがある場合は、この機能を使うことでゆがみが緩和され、自然な感じになる。
 けれどせっかくの魚眼らしさが無くなるので、写真によってはつまらなくなってしまう場合もある。

◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第15回は「桜と昆虫」。こちらからどうぞ。

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