朽ち木の下には、真っ赤なイボトビムシもいた。あまりに鮮やかな赤なので、一瞬、生きものではなく、プラスチック片か何かと見間違えてしまいそうだった。トビムシは、隠れる場所を探すようにゆっくりと歩き出した。
トビムシだから、触ったらピョンと跳ねるかと思ったが、全くその様子がない。調べてみると、イボトビムシの仲間はジャンプしないらしい。お腹側を向けたので一枚撮影して確認してみたが、普通、トビムシのお腹にある跳躍器が見当たらなかった。
20D 65mmマクロ
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