墓地に植えられているフクジュソウが満開となっている。今日は暖かで、花はほぼ水平まで開いていた。
今日からオリンパスから3月11日発売予定の7-14mm超広角ズームを一足早く使えることになった。そこで早速撮影したのがこの写真だ。もっと素敵な被写体があればよいのだが、超広角向きの被写体は冬の小諸には少ない。
35mm換算で14-28という35mmフイルム時代にもほとんど無かったような超広角ズームだ。しかも最短撮影距離は全域で25cm(レンズ先端からから10cm)、F値も全域でF4である。
以前に試作品を少しだけ使ったことがあったが、ファインダーを覗いた時にびっくりした。超広角ズームにつきものの周辺流れや、ディストーションが皆無に近いのだ。試しに室内で柱などを撮ってみたが、直線がゆがむことは全くないと言っていいくらいだった。超広角は歪みがあるという先入観があるから、ファインダーを覗いている時は、これが超広角かと、むしろ違和感を感じたぐらいだ。目を離して見ると確かに、すごく広い範囲が写っている。これは建築写真家などゆがみが無い写真を超広角で撮りたい向きには、夢のようなレンズになるなとその時感じた。
超広角ズームとしては最短撮影距離も最も短い。最大倍率は14mm側で0.22倍になる。7mm側では0.1倍ぐらいだろうか
ほんとうはもっと寄りたいところだが、ぼくにとっても、大型のチョウなどの飛翔写真には無くてはならないレンズになるかなとも思う。
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