サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

満開のフクジュソウ(ZUIKO Digital 7~14mm試用記)

満開のフクジュソウ(ZUIKO Digital 7~14mm試用記)
2005年02月25日

 
 墓地に植えられているフクジュソウが満開となっている。今日は暖かで、花はほぼ水平まで開いていた。
 今日からオリンパスから3月11日発売予定の7-14mm超広角ズームを一足早く使えることになった。そこで早速撮影したのがこの写真だ。もっと素敵な被写体があればよいのだが、超広角向きの被写体は冬の小諸には少ない。
 35mm換算で14-28という35mmフイルム時代にもほとんど無かったような超広角ズームだ。しかも最短撮影距離は全域で25cm(レンズ先端からから10cm)、F値も全域でF4である。
 以前に試作品を少しだけ使ったことがあったが、ファインダーを覗いた時にびっくりした。超広角ズームにつきものの周辺流れや、ディストーションが皆無に近いのだ。試しに室内で柱などを撮ってみたが、直線がゆがむことは全くないと言っていいくらいだった。超広角は歪みがあるという先入観があるから、ファインダーを覗いている時は、これが超広角かと、むしろ違和感を感じたぐらいだ。目を離して見ると確かに、すごく広い範囲が写っている。これは建築写真家などゆがみが無い写真を超広角で撮りたい向きには、夢のようなレンズになるなとその時感じた。
 超広角ズームとしては最短撮影距離も最も短い。最大倍率は14mm側で0.22倍になる。7mm側では0.1倍ぐらいだろうか
 ほんとうはもっと寄りたいところだが、ぼくにとっても、大型のチョウなどの飛翔写真には無くてはならないレンズになるかなとも思う。

今月のカメラ雑誌
◎日本カメラはイクイップメント至上主義に登場。(アクセサリーの記事)
◎デジタルフォト「自然ワンダーランド」は皇帝チョウの聖地「メキシコのオオカバマダラ」
◎デジタルカメラマガジンはカメラバックの中身
◎カメラGetは写真家買い物リストに登場

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。