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海野和男のデジタル昆虫記

スナゴミムシダマシの越冬

スナゴミムシダマシの越冬
2005年02月18日


 一年で最も寒い季節、越冬昆虫探しは難しくなる。小諸では、石の下の虫さがしでさえも、陽の当たらない場所では石が地面に凍りついていて不可能となる。土自体が固いシャーベットのような状態になっているのだ。しかし、ここ数日は気温が高い状態が続いていて、雪解け水を含んだ地面はぬかるむほど。石をひっくり返すのが難しいなんてことはない。
 さて、川原の石などをひっくり返して多く見つかるのが、このスナゴミムシダマシの仲間。いつもだいたい数十匹固まっているのが見つかり、そんな集団があちこちに見られる。数の多い昆虫のようだ。しかし温かくなっても石や草のかげに暮らしているから、あまり目につくことはない。
E-300 50mmマクロ

◎京都大学21世紀COEプログラム「生物多様性研究の統合のための拠点形成」
公開シンポジウム「擬態と幼形成熟 - 昆虫の多様性の世界 - 」
海野は3月10日「似て得をする?」という題で17:20-18:00に講演します。他にも面白い講演がたくさんあります。一般の方も確か無料で参加できます。プログラムや参加希望はこちらから。

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