コダックの旧式のフルサイズデジタル一眼レフではじめて撮影した。
35mmフイルムと同じサイズの撮像素子は、ぼくには不要のものだ。CCDサイズが小さくなって、どれだけマクロや広角撮影で被写界深度で御利益があったかは、いつも書いている。それなのになぜフルサイズを使いたくなったかというと、それにはちょっとしたわけがある。
最近、数年ぶりに立体写真が撮りたくてしかたがない。立体でマクロ写真を撮る装置は35mmフイルムサイズのものしかない。それでは自分で作ろうと考えたのだが、APSサイズや4/3インチのサイズのCCDに2個のレンズを組み込むためには、レンズの直径が5ミリほどのの撮影レンズが必要なようだ。そのような小さなレンズが見つからなかった。「写るんです」とかいう使い捨てカメラのプラスチックレンズも良さそうだと思ったが、やはり大きいように思う。お金もないのに衝動買いで中古の14nを買ってしまった。
けれど虫のシーズンはまだまだ先だし、来週からインドネシアへ行く用事もあり、立体写真用レンズを入手したり、作ったりするのはまだ先だ。思い立ったら何として
もやってみたいというのが、ぼくの良いところでも悪いところでもある。もう少し待てば良かったかなと実は反省している。
写真は雪の上にとまったユスリカ。105mm最短距離での撮影だ。今日は川沿いに、このユスリカがたくさん飛んでいた。
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