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海野和男のデジタル昆虫記

どちらが頭

どちらが頭
2005年02月01日

 2枚の写真、上はある昆虫のお尻の方を写したもの。下は同じ昆虫の頭の方を写したものだ。お尻の方を写してもメダマのような模様があるので、前から撮ったようにも見える。しばしば登場しているクロスジホソサシヨコバイというセミに近い仲間の昆虫だ。今日はある雑誌の取材もあったので、普段は小諸においてあるこのレンズも持ってきた。
 ある人はこの虫をマエムキだましと呼んでいる。ヨコバイの仲間であることがわかった方がよいからマエムキダマシヨコバイが良いとも思うが、それでは語感がよろしくない。
 体長わずか5mmの虫であるがキヤノンの65mmMPというレンズを使うと、35mmフイルム換算で8倍まで撮れる。35mmフイルムでの最短撮影距離での長辺は7mm、撮像素子の小さい20Dで撮影したこの写真の長辺は4.4mmほどと言うことになる。このような場面でも撮像素子が小さいことが拡大撮影では格段に有利だ。
 現在ここまでの接写が容易にできるこのようなマクロレンズはキヤノンからしか発売されていないのが残念だ。

◎今月の雑誌
・デジタルフォト「自然ワンダーランド 」  今月は8ページで「マレーシア紀行」E-300を中心に20D、CaplioGX、DimageA200での写真も1ページずつあります。写真はオリジナル画像を付録のCDで見ることができます。
・MAC POWERではE-1の作例

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