いつも薄暗い林に見るトラツグミを今日は明るいリンゴ畑で見た。地表に落ちたリンゴをついばんでいるようだが、よく見えない。確かめようと車で徐々に近づいて行ったが、トラツグミはこちらが気になってか、その場を離れてしまった。それが、「飛んで」ではなく、「歩いて」であった。低い姿勢で、ススス・・・と素速く歩く姿は、何ともユーモラスなものだった。そのまま5メートルほど移動しリンゴの木の根本に身を潜めた。
写真はその時の様子。周りが雪なのでよく目立ってしまっているが、本人はその事に気づいていないようで、じっと身を潜めている。これで隠れているつもりのようだ。
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