タマバチの一種
2004年12月21日
コナラの冬芽にいつものタマバチを見つけた。すっかり寒くなってから現れる、翅のないタマバチである。じっと動かないのは産卵管を冬芽に突き刺して産卵中だからだ。
12月半ばとなるとまずこの翅のないタマバチが現れ、続いて翅のあるタマバチが見られるようになる。それぞれに大小何種類かいるようだ。共通しているのは、この茶色い光沢のある体色。冬芽の質感に似ているといえば、そうかも知れない。
◎岩波ジュニア新書「デジカメ自然観察のすすめ」ちくま新書「昆虫の世界へようこそ」いずれも自信作です、読んでいただければ嬉しいです。