ヤナギの枝にオビカレハの卵を見つけた。オビカレハの卵は細い枝にリングをつけたようにぐるりと固めて産みつけられる。成虫は6月くらいに見られるから、卵もその頃に産みつけられるのだろう。
冬になるとよく目立って見つけやすくなる卵だが、それまでは葉に隠されているためか、何処にあるか気がつかない。
たくさん並んだ卵を見ると、中に数個、大きな穴があいているのをよく見る。恐らく寄生蜂にやられたのだろう。オビカレハが卵を産んでから既に半年近く経っている。卵の中で育ったハチは、もうとっくの昔に外へ出て行ってしまったようだ。
◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第9回は「カマキリの瞬間芸」。こちらからどうぞ。
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